実店舗製作記・vol.3

猛暑日つづきの7月中、職人さん達が着々と工事を進めて下さいました。

ドア屋さんにオーダーして、仕上がりを待っていたドアが届いた日。

ドアを取り付けないと工事が先に進まない…ということで、しばらくドア待ちになっていた作業が動き始めました。

変身!

この頃の室内は…

室内というより、ほぼ屋外。 エアコンも無い連日の30℃超えの中での作業は、本当に大変だったことと思います。

床を壊すことで現れた壁の脚元と言ったらいいのか、剥き出しになった部分にグレーの板が貼られていきます。

グレーの板にはこれからコンクリートが塗られるのです。
元々あったガスの配管を外し、壁の穴を塞いでもらいました。
木と瓦礫の色合いが好きだった、この頃の眺め。

床にコンクリートを流す前に、壁の立ち上がり部分、グレーの板の上にコンクリートが塗られていきます。

ドアと窓の隙間もコンクリートで埋まりました。

立ち上がり部分が塗られると、部屋全体がきりっと引き締まって見えます。

さすが職人さん、角がぴしっと整って美しい!
奥の方もだいぶすっきりしてきました。

ここで、この後行われる土間打ち工事(床にコンクリートを流す工事)の前に、私がやるべきミッションが。

室内の壁は最後に自分で塗ることになっているのですが、エアコン設置部分だけは先に塗らないと、エアコンを付けてもらえません。

本当は、コンクリートを流す前に全部の壁を塗ってしまいたかったのですが(床にペンキが付くことを気にせず作業できるので)、足元が瓦礫だらけで脚立を立てられず、断念。
エアコンが付く辺りだけを塗りました。

ペンキを塗る前に、板の隙間や細かい穴をパテで埋めます。
作業終了!さあ、どうぞいつでもエアコンを! 足元がぐらぐらの脚立に乗って作業したからなのか、その後しばらく腰痛に苦しんだのもいい思い出。

この後、お天気待ちや連休待ちで少し間が空きました。
楽しみにしていた土間打ち工事の日は、タイミングが合わず、作業を見られなくて残念。
終わりましたよーとの知らせを受けて、駆けつけました。

外の壁も真っ白に。突然、染み一つない壁になって、自転車を停めるのもためらわれます。

気になる中の様子は…

瓦礫の床も好きだったけど、やはりこちらの方が素敵!
次回は、ペンキ塗り編です。